Product details
説明
作品コンディション:紙のやけ。しみ。余白のカット。和紙へ裏打ち。
未額装。
作品/ 人物ストーリー
主君・信長に対し再び反旗を翻した久秀だったが、信長軍に包囲され「もはやこれまで」と自害を決意する。「名物茶器・平蜘蛛の釜をよこせば命は許してやろう」と信長に降伏を勧められていた久秀だが、「信長にくれてやるくらいならこうしてくれるわ」とばかりに平蜘蛛を柱に叩きつけてコナゴナに砕いた。そして、城に火を放ち燃え盛る炎のなかその生涯を閉じたのである。
追加情報
アーティストについて
江戸に生まれ、12歳で武者絵の名手、歌川国芳に入門。幕末は武者絵を中心に、美人画、戯画など師の風に倣った作品を発表してきましたが、明治維新のきな臭い時代背景を通して、武者絵からリアルな戦闘画へと変化を見せます。浮世絵が需要を失いつつある時代にあって最も成功した浮世絵師であり、門下からは日本画や洋画で活躍する画家を多く輩出した芳年は、「最後の浮世絵師」と評価されることもある。昭和時代などは、陰惨な場面を好んで描く絵師というイメージが勝って一般的人気(専門家の評価とは別)の振るわないところがあったが、その後、画業全般が広く知られるようになるに連れて、一般にも再評価される絵師の一人となっている。(天保10年~明治25年・1839~92)
収蔵先
プーシキン美術館
重さ | 1000 g |
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Medium | |
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