Product details
説明
作品コンディション:紙のやけ。しみ。余白のカット。和紙へ裏打ち。
未額装。
作品/ 人物ストーリー
父・景行天皇から九州のクマソ討伐を命じられた「小碓命(おうすのみこと)」(ヤマトタケルノミコトを名乗る以前の名)は、わずかな供を連れ九州へ赴く。まだ16歳だった小碓命は、クマソタケル兄弟の宴席に美少女の姿に化けて潜入、酔いが深くなったところを襲い兄弟を刺殺した。その武勇に感嘆したクマソ弟は死の間際、小碓命に「大倭(やまと)の国の勇者」を意味する「ヤマトタケル」の称号を与える。ここに「日本武尊」が誕生した。
追加情報
アーティストについて
江戸に生まれ、12歳で武者絵の名手、歌川国芳に入門。幕末は武者絵を中心に、美人画、戯画など師の風に倣った作品を発表してきましたが、明治維新のきな臭い時代背景を通して、武者絵からリアルな戦闘画へと変化を見せます。浮世絵が需要を失いつつある時代にあって最も成功した浮世絵師であり、門下からは日本画や洋画で活躍する画家を多く輩出した芳年は、「最後の浮世絵師」と評価されることもある。昭和時代などは、陰惨な場面を好んで描く絵師というイメージが勝って一般的人気(専門家の評価とは別)の振るわないところがあったが、その後、画業全般が広く知られるようになるに連れて、一般にも再評価される絵師の一人となっている。(天保10年~明治25年・1839~92)
収蔵先
プーシキン美術館
重さ | 1000 g |
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